永遠片想い〜偽り女子の恋物語〜
これはシャーペンの出来事から
3日がたった頃のこと…


ばしゃんっ


水をかける音が聞こえたんだ。


放課後だから誰もいないはずなのに


そーっと教室を覗くと


『あんた最近生意気だよね。』


『そうそう。彼氏の話ばっかり!』


『ずーっと友達やめたいって思ってたんだよねー。』


水をかけられた女の子を中心にして
口々に文句を言う女子達。


話からすれば彼女達は友達同士だったのだろう。


それがどういうわけかいじめの対象になってしまった。


『きゃはははっ!あんた学校来んのやめろよー。』

『そうよ!ゴミは学校でていけー。』


ひどい。


なんで友達だった人にそんなことが
言えるわけ?


『ちょっと!黙って聞いてれば…』


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