永遠片想い〜偽り女子の恋物語〜
あれから1週間がたった。


「小梅、最近元気だね。」


「えへへ。」


薫が嬉しそうに言うので
あたしは笑った。


あたしが元気なのは三澤くんや
薫がが傍にいてくれてるおかげだと思う


あたし1人だだったら絶対に
立ち直れなかったよ。


「ってゆーかさ。そろそろ化粧やめたら?」


「何言ってんの。薫。化粧したらあたしのブスがバレるじゃないか。」


「はぁ……あんたさ、すっぴんの方が絶対可愛いよ?」


ため息混じりにそう言う薫。
何を言ってんだ。


「ありえないから!」

「無自覚め……」


いやいや自覚してるって!


でも……初めからすっぴんだったら
敦とも仲良くはなれたかな?


付き合えなくてもよかったから
せめて友達くらいにはなりたかったな


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