永遠片想い〜偽り女子の恋物語〜
「ふ……ふぇ……」


これでよかったんだ…


ずっと罪悪感でいっぱいだったし…
言えてよかった……


ぱしっ


「⁉︎」


その時、誰かに腕を掴まれて
あたしは無理やり止められた。


「なんで泣いてんの?」


なんで、この人はあたしが
泣いてると……


「三澤くん……」


てゆーか、なんでいるの?
学校は?



もしかして……


「ずっとそこにいたの?」


「そうだけど……悪い?」


そう言ってくれる三澤くんの顔はすごく優しい顔で…あたしは一気に涙を流した。


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