永遠片想い〜偽り女子の恋物語〜
「うん。三澤くんにはいつもお世話になってるし。」


三澤くんとは2年生でも同じクラスになれて再び、仲良くさせてもらっている


ほんとに三澤くんを好きになれたらいいのになぁ。


「三澤くん、待ってて?チョコ持ってきてあげるから。」


待たせてるということもあり、あたしは猛ダッシュで教室まで走るとチョコをもって再び裏庭へ。


「ぜぇ…ぜぇ…お待たせ…」


裏庭から教室まではかなり距離があり、走ると息切れが半端ない


「ははっ。別に走って来なくてもよかったのにー。」


息切れしてるあたしを見てからかうように笑う三澤くん。

「いや、早く食べたいと思って。はい。どうぞ。」


青のラッピングがしてあるチョコレートを渡す。


三澤くん=青って感じで色を決めるのにそんなに時間はかからなかった。


< 208 / 298 >

この作品をシェア

pagetop