永遠片想い〜偽り女子の恋物語〜
放課後。


あたしはさっきの出来事を薫に話した


「ごめんね。薫の好きな人なのに。」

三澤くんと一緒にいたことを謝る

「何言ってんの。あたしがあげようとしてたのは義理チョコだから。」


「えっ⁉︎」


勝手に薫が三澤くんのことを好きだと誤解してたみたい。


「それより波木くん、好きな子まだ忘れられてないんだね。」


心配そうに顔を覗き込まれる。


「うん……仕方ないよね。敦の好きな人ってすごい、いい子みたいだし。」

また無理やりに作った笑顔。
最近無理して笑うことが多くなった

「小梅……とりあえずスッキリするためにさ、チョコは渡したら?」

いいのかな?
あたしが渡しちゃって……


「絶対その方がスッキリするからさ。」


薫にそう言われて渡すことにした。
このままモヤモヤするのは嫌だからもう1回告白することにした。


これで少しでもスッキリすれば……


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