永遠片想い〜偽り女子の恋物語〜
何だろう。三澤が俺に話って……



三澤とはクラスが離れたものの……頻繁に連絡を取ったりしている。


昨日も話した。だが、今日はどういうわけか1日不機嫌だった。


「なんだよ。話って。」


連れて来られた場所は公園。
昼間は子供達で溢れている公園が夕方は静まり返っている。


「敦って小梅のこと好きだよな?」

「っ……」


1年の頃の俺だったらすぐに否定していただろう。

「ありえない。好きじゃない」って。

だが、今聞かれると否定できない。


俺は菅田のことが好きなのだから。


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