永遠片想い〜偽り女子の恋物語〜
前まで菅田のこと、ただうざい女としか見ていなかった。


でも目の前で可愛らしい寝顔を見せてるこいつは……誰よりも可愛くて
三澤なんかに見せたくないって思った


「んー……」

コトン。


寝ている菅田の手が何かに当たり、それは床に落下する。


なんだ?


少し暗めの緑色の包みで包装されている箱。


チョコ?
こいつ、まだ渡す奴いんのかよ。


名前とか書いてねーかな?


そう思ってまじまじと箱を見てみると手紙が箱に挟んであった。


「!」


びっくりして目を見開く。


だって……手紙に書かれていた名前は………


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