永遠片想い〜偽り女子の恋物語〜
俺の名前だったから……


カサ…


ゆっくりとその手紙を開き、メッセージを確認する。


【あたしはまだあなたが好きです。

小梅】


「っ……」


まじかよ……


菅田が好きなのは三澤じゃなくて……俺か?


「あ……つし……」


見ていた手紙から目を離し、菅田をみる。


寝ながら泣いている。


「ばか……」


そう言いながら菅田の涙を拭いてやる


「なんで俺なんかがいいんだよ。」


バカだろ。こいつ。
こんなに辛い思いしてんのに……


なんで俺がいいわけ?


「菅田-------」


寝ている菅田の唇にゆっくりキスを落とした--------------



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