永遠片想い〜偽り女子の恋物語〜
【チョコ、ごちそうさん。
気おつけて帰れよ。

波木。】


「あつし……」


ぽた……


紙にあたしの涙の水滴が落ちる。


不器用な文字…
それはあたしの大好きな人の文字だった。





敦、教室に入ったんだ……


あたしダメだなぁ。
やっぱり敦のこと忘れられそうにないよ……


< 225 / 298 >

この作品をシェア

pagetop