永遠片想い〜偽り女子の恋物語〜
小梅と付き合っているなんて今でも信じられない。


だって、初めほんとに小梅が苦手だったから。


でもいつの間にか好きになっていたんだよな。


小梅が俺に話しかけてこなくなったあたり……から、もしかしたら気になっていたのかも。


「じゃあ彼氏くんに小梅の看病はおまかせしちゃおうかな♪」


イタズラっ子のような笑みを浮かべると小梅のお母さんはスーパーの袋を俺に手渡すと出て行った。


「敦?」


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