永遠片想い〜偽り女子の恋物語〜
「み、三澤くんにすればよかったって言ったのは?」


「試したかったから。小梅がどれほど俺を好きかって。」


「敦ぃ!」


「小梅⁉︎」


咄嗟に抱きついてきた小梅。


バカ。熱あるくせに……


「お前、体熱い……」


抱きしめられて小梅の体温がしっかりと感じられる。


「好きっ!好きぃ!」


なんなんだよ。


なんでいつもストレートなんだ?
俺なんて好きって言うのも苦労するのに


だけど今日だけは別。


「俺も好きだよ。」


素直に気持ちを言った。


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