永遠片想い〜偽り女子の恋物語〜
*
桜がひらひらと舞い降りる今日この頃……俺達は、1番上の立場である三年生になった。
クラス表にまで桜の花びらがくっついている。
ばしっ
「いって!」
その時、誰かに背中を叩かれ振り返った
「なんだよ。薫かよ。」
幼なじみの薫だった。
小梅の親友。
「三澤くん、あたしと同じクラスだよ?」
「まじで!」
薫が「三澤くん」と言っているのは、ずっと。
名前でいいって言ってんのになかなか名前で呼んでもらえていない。
桜がひらひらと舞い降りる今日この頃……俺達は、1番上の立場である三年生になった。
クラス表にまで桜の花びらがくっついている。
ばしっ
「いって!」
その時、誰かに背中を叩かれ振り返った
「なんだよ。薫かよ。」
幼なじみの薫だった。
小梅の親友。
「三澤くん、あたしと同じクラスだよ?」
「まじで!」
薫が「三澤くん」と言っているのは、ずっと。
名前でいいって言ってんのになかなか名前で呼んでもらえていない。