永遠片想い〜偽り女子の恋物語〜
薫は小梅と違ってどこかクール。


騒いだりとかあまりしない。


俺と薫は2人肩を並べて3年の教室へと歩き出した。


「三澤くんってまだ好きなの?小梅のこと。」


唐突な質問。
薫っていつも突然なんだよな。


「好きだよ。ってか、そんなに早く忘れられるわけねーだろ。」


薫には特に相談とかしていたわけではないのだが、「あんた小梅のこと好きでしょ?」と言われてばれた感じだ。


「ふーん。適当に付き合っちゃえば?」


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