永遠片想い〜偽り女子の恋物語〜
「い、いらないわよ!バカ!あたし甘いもの苦手だし!」


えーっ……
顔赤……


こいつ…クールぶっているって思ってたけど、可愛いとこあるじゃん。


そんな反応されるとやばいんですけど


「薫ー。」

「な、なによっ」


俺はチョコケーキが乗ったフォークを薫の口の中へと運んだ。


「いらないって言ってんじゃん!」

薫は口元を押さえ、真っ赤な顔をして怒った顔で言った。

「そーだったっけ?」


あー……何かいいかも。
薫の赤くなった顔。
この時間だけ小梅のことを忘れられた


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