永遠片想い〜偽り女子の恋物語〜
「いつから?」


「バレンタインの時から気になってた…」


バレンタインから?
俺、なにかしたっけ。


だけど…


俺はまだ小梅が好きだと思う。


「ぅぅ……ひっく……」


小梅が好きなはず。
それなのに……


こいつの涙を見て可愛いって思うのはなぜだろう。


ドキドキしているのはなぜだろう。


抱き締めているのはなぜだろう。


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