永遠片想い〜偽り女子の恋物語〜
部屋に入るとすぐにベッドに倒れ込む


「げほっ!げほっ。」


やべ。完璧風邪引いたわ。


ごめんな。紗江子。


せっかく作ってくれたのに。


俺はゆっくりと目を閉じた。


次第に意識が遠のいた。






「ん。」




額にひゃっとする感触で
目を覚ますと紗江子が
俺の額に手を当てていた


「紗江子?」


「熱い………!」


あ。俺熱あったんだ。




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