永遠片想い〜偽り女子の恋物語〜
「すげー女……」


だけど、あの強引さは
やっぱり誰かに似てる。


誰だっけ?





「敦くん、遅くなってごめん。
いろいろ買ってきたよ。」

コンビニの袋を置きながら
謝る紗江子。


いや。遅くねぇよ。


5分もかかってないんじゃないか?


しかも袋の中には数種類の薬と冷却シート。アイスクリームなどが入っていた。


「すげぇ買ってきたんだな」

健気な紗江子に苦笑してしまう。


「当たり前じゃん!熱あるんだよ?」

なんか家庭的だな。こいつ


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