永遠片想い〜偽り女子の恋物語〜
冷却シートの湿布をペリッと剥がすと俺の額に貼ってくれた。


熱があるせいか冷却シートが
やけに気持ちいい。


「じゃあ寝てて?あたしおかゆ作ってくる。」


「でも夕飯作ってあるじゃん!」

俺が風呂から出た時、すでに夕飯がテーブルに並んでいた


「風邪の時は普通に食べちゃだめなの。いいからおとなしくしてて?」

どきっ。


ピュアなこいつの笑顔を見た瞬間、心臓が跳ねた


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