永遠片想い〜偽り女子の恋物語〜
「はい。あーんして。」

「っ!///」


恥ずかしげもなくそんなこと
よくできるな。

天然なのか?


俺は赤くなりながら口を開けた


ゆっくりと口におかゆが入り、次第に甘みがでてきた。


「うまい」


ただのおかゆをこんなに
うまく作れるなんて……


「ほんと?やったぁ♪」

「っ」

紗江子は可愛すぎる笑顔で
ガッツポーズを作った


だめだ。可愛すぎ。



次の日熱は引いていた。


全部紗江子のおかげ。


熱は引いたんだけど、紗江子の顔を見ると妙に赤くなる。


まだ下がってねーのかな。


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