永遠片想い〜偽り女子の恋物語〜
「何これ⁉︎」


顔を見てびっくり。


涙で化粧が滲み、あたしの顔が
真っ黒になっている。


「ははっ!はははは!」


「もう!笑わないでよっ!ああ。
どうしよ〜!」


かなりツボに入った三澤くんに
怒るがどうしたらいいのかわからずあたふたする。


「そこに水道あるから顔洗えよ。」

と、指差す方向を見ると水道。

バシャバシャ


あー。最悪。


学校で化粧落とすハメになるなんて。


「ほら。タオル。」

「ありがと……」


あたしにスポーツタオルを差し出してくれた。

ゴシゴシと擦ると少し痛い


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