妄想列車は大暴走!!【短編】
この日の休み時間にも、あの子はフローラル坂本のところに来ていた。

制服のスカートの丈は、膝上できれいに揃えられている。やっぱりテニスのスコートだよな。太ももが足りなすぎる。


「……ん?」


なんで?あの子とフローラルと、なぜかユウヤがそこにいて話をしている。

なんかめっちゃ楽しそうじゃん。え?なんで知り合いなの?


彼女達の話が一区切りついたのか、ユウヤがそこから離れて俺のそばに来た。


「あの子誰?ユウヤの知り合いなの?」


あくまでもさり気なくユウヤに探りを入れる。彼女のことを聞く絶好のチャンスだったんだ。

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