妄想列車は大暴走!!【短編】
「そろそろ話しかけてみたら?お前もまさかラインだけで終わらせようとはしてないだろ」
実は、それも考えてなくはないんだよな。
もちろん近くでまりあの顔を見たら、いつもの妄想は止まらなくなると思う。
だけどそのことを知っているまりあは、きっと受け入れてくれる気がするんだ。
なんだったら、そのまま俺の妄想に任せて彼女を押し倒してみちゃったりして……?
『聖人くん。私、この時をずっと待っていたの。もう我慢ができないわ』
『わかっていたよ、ハニー。君は最初からこうなることを望んでいたんだね』
……いやいやいや。付き合っているわけでもないのに、それはさすがにまずいよな。
ていうか、どの口がハニーなんて言ってんだよ。自分のキャラ考えろよ。
実は、それも考えてなくはないんだよな。
もちろん近くでまりあの顔を見たら、いつもの妄想は止まらなくなると思う。
だけどそのことを知っているまりあは、きっと受け入れてくれる気がするんだ。
なんだったら、そのまま俺の妄想に任せて彼女を押し倒してみちゃったりして……?
『聖人くん。私、この時をずっと待っていたの。もう我慢ができないわ』
『わかっていたよ、ハニー。君は最初からこうなることを望んでいたんだね』
……いやいやいや。付き合っているわけでもないのに、それはさすがにまずいよな。
ていうか、どの口がハニーなんて言ってんだよ。自分のキャラ考えろよ。