妄想列車は大暴走!!【短編】
まったく、ユウヤのアホ話には毎度のことながら呆れてしまう。
確かにクラスでも女子の前でガンガン下ネタ言ってる男子も見るけれど、恥ずかしい以前に品がない気がするんだよな。
その点俺は、そういうエッチな妄想を頭の中でとどめているんだから、世間的にもギリギリセーフなんだと思っている。
「篠原くん、消しゴム落ちてるよ」
「あ、悪い、サンキュ」
本当に一分以内なら女子と話すことも平気なのに。
それにしてもなんで女子ってあんなにいい匂いがするんだろう。
今、俺の目の前を通り過ぎた坂本さんからは、なんだか甘い匂いがした。
シャンプーかな。花の香りだと思うんだけど、なんの花かはわからない。ラベンダーではないことは確かだけど。
まあいいや。彼女のことは今日から、フローラル坂本と呼ぼう。
確かにクラスでも女子の前でガンガン下ネタ言ってる男子も見るけれど、恥ずかしい以前に品がない気がするんだよな。
その点俺は、そういうエッチな妄想を頭の中でとどめているんだから、世間的にもギリギリセーフなんだと思っている。
「篠原くん、消しゴム落ちてるよ」
「あ、悪い、サンキュ」
本当に一分以内なら女子と話すことも平気なのに。
それにしてもなんで女子ってあんなにいい匂いがするんだろう。
今、俺の目の前を通り過ぎた坂本さんからは、なんだか甘い匂いがした。
シャンプーかな。花の香りだと思うんだけど、なんの花かはわからない。ラベンダーではないことは確かだけど。
まあいいや。彼女のことは今日から、フローラル坂本と呼ぼう。