警察少女と暴走族
「おい!!」
どういう状況か分からなくて放心状態の私。その中でも話は聞き取れていた。
「こいつ、さっきお前ら隠しただろ。無傷で返して欲しけりゃ大人しく俺に従え。」
「分かったから早く解放しろよ。」
「それが頼む態度かよ!!」
グッ 首をキツく絞められた所で、我に返った。 私、捕まってるんだ。そうしないと他の人がやられちゃう。
「こんなやつに従わなくて、いい。 海斗はそのまま見てて。 」
やっと名前思い出した。中島 海斗。そんなこと考えてたから全然怖くなんてなかった。
ガブッ
「痛ってぇ!」