警察少女と暴走族








奏がいって、俺はそのまま引きずられていくように奏と屋上を後にした。













「奏、ありがとう。」











冬樹のことも、あそこから連れ出してくれたことも正直、すごく助かった。あのままだと全てがバレちゃうような気がしてならなかった。















「どういたしまして。 あと、お前さ、氷神と関わる時は気をつけろよ。探されてんの、お前だから。」













「え? 俺? てかなんで奏知ってんの?」












「兄貴から聞いた。」











「あ〜、雅己かー。 やっぱあれって俺の事なのかな? 昨日変なところ見せちゃったからなー。」











3%くらいなら俺のことかもって思ってた。だって昨日の今日だし?色々と気をつけなきゃ俺、やばいなー。
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