東の空の金星
先約は見合いだったと知り、
キャンセルさせてもらう事にした。
シマを日帰り温泉に誘うと、
嬉しそうな声を出して、
一緒に出かける事になった。
車の前で急に立ち止まる。
どこに乗るべきかと考えているのだろうか?
今の俺の隣はシマ専用だよ。
そうは言えないけど、自然な態度で助手席のドアを開けると、
「ありがとうございます。」とちょっと頬を染めて、乗り込んでくる。とても可愛い。
今日、出かけるのは明らかにふたりの意志だけだ。
少し緊張してるかな?
大丈夫。
俺は距離を詰めて、驚かせたりしないよ。
シートベルトを締めているシマに心のなかでいっておく。
シマが目の前からいなくなるのが怖い。
この笑顔が見れなくなったら、何を楽しみ毎朝起きたらいいのだろう?
と思いながら、シマの顔を見て、
つい俺も笑顔になる。
俺は今のままで満足だ。と自分に言い聞かせて
車を発進させた。
キャンセルさせてもらう事にした。
シマを日帰り温泉に誘うと、
嬉しそうな声を出して、
一緒に出かける事になった。
車の前で急に立ち止まる。
どこに乗るべきかと考えているのだろうか?
今の俺の隣はシマ専用だよ。
そうは言えないけど、自然な態度で助手席のドアを開けると、
「ありがとうございます。」とちょっと頬を染めて、乗り込んでくる。とても可愛い。
今日、出かけるのは明らかにふたりの意志だけだ。
少し緊張してるかな?
大丈夫。
俺は距離を詰めて、驚かせたりしないよ。
シートベルトを締めているシマに心のなかでいっておく。
シマが目の前からいなくなるのが怖い。
この笑顔が見れなくなったら、何を楽しみ毎朝起きたらいいのだろう?
と思いながら、シマの顔を見て、
つい俺も笑顔になる。
俺は今のままで満足だ。と自分に言い聞かせて
車を発進させた。