東の空の金星
前にシマがいた海岸を3回目に通ると、
シマが海岸に繋がる階段に座っているのを見つけた。
俺はホッとしすぎて、
「このアホウ!」と怒鳴ると、シマは驚いて海に向かって逃げ出した。
こら、なぜ逃げる!!
さっき、俺にキスしただろう。
「もう、逃げるな。」と捕まえてシマを掻き抱いた。
もう離さない。
もう、自分の気持ちに嘘はつかない。
シマは俺を好きだと言ってくれる。
このままの俺を…
大好きだ。
そう言って、シマの唇を割って深くくちづけする。
ずっと抱きしめたかった。
好きだと言いたかった。
くちづけしたかった。
俺にとってこのキスは
シマをずっと愛すると、自分に誓うキスだ。
迷いなく、永遠に…
…永遠を誓うのはまだ早かったかな…
でも
気が強くて、
直ぐに怒ったり、笑ったりする、
俺を大きな瞳で見上げて、
美味しいパンを作る魔法の手を持った
いつもシマシマを着ている
俺は大好きな小さなリスさえ、
そばにいてくれれば
もう、それだけで…。
…充分に幸せかもしれない。
シマが海岸に繋がる階段に座っているのを見つけた。
俺はホッとしすぎて、
「このアホウ!」と怒鳴ると、シマは驚いて海に向かって逃げ出した。
こら、なぜ逃げる!!
さっき、俺にキスしただろう。
「もう、逃げるな。」と捕まえてシマを掻き抱いた。
もう離さない。
もう、自分の気持ちに嘘はつかない。
シマは俺を好きだと言ってくれる。
このままの俺を…
大好きだ。
そう言って、シマの唇を割って深くくちづけする。
ずっと抱きしめたかった。
好きだと言いたかった。
くちづけしたかった。
俺にとってこのキスは
シマをずっと愛すると、自分に誓うキスだ。
迷いなく、永遠に…
…永遠を誓うのはまだ早かったかな…
でも
気が強くて、
直ぐに怒ったり、笑ったりする、
俺を大きな瞳で見上げて、
美味しいパンを作る魔法の手を持った
いつもシマシマを着ている
俺は大好きな小さなリスさえ、
そばにいてくれれば
もう、それだけで…。
…充分に幸せかもしれない。