東の空の金星
玄関の先の店内の入り口と思われるドアを入ると、
建物の幅とほぼ同じ大きな窓に青い海と空が広がっていた。
私は立ち止まり
「綺麗。」と思わず声が出た。
「だよね。」と店員は笑いかけ、
「今日は天気がいいから、テラスもおすすめなんだけど、
少し風が出て来たから、みんな部屋に戻って来た。空いているところにどこでも、座って。」
と、アンティーク調のダークブラウンのテーブルを指さした。
店内は窓際に4人掛けのテーブルが6つ。
真ん中に大きなテーブルが置かれていて、10脚くらいの椅子が周りをかこんでいた。
ここはひとりでやって来た人や、グループのひとたちが使うところだろうか。
今は、だれもいない。
後はキッチンの前のカウンターテーブル。
テラスには海に向かって左奥のキッチンの前のガラス張りのドアから出入りするみたいだ。
大きなガラス窓に開け閉めする場所はないし…
私は真ん中の大きなテーブルに座ることにした。
なぜか店の左右にオープンタイプのキッチンがあって、左側のキッチンに、案内してくれた店員は入っていく。
入れ替わりに少しお腹が目立つ女性が氷水と一枚のメニューを持ってきてくれる。
「ここのお蕎麦は鴨のつけ蕎麦とざる蕎麦の2種類だけなんです。飲み物はアルコールは無くて、ジュースとお茶です。
まあ、あと30分位で2時になるから、食べ終わる頃にコーヒーが飲めると思います。」
と人懐っこい笑顔を見せてくれた。
建物の幅とほぼ同じ大きな窓に青い海と空が広がっていた。
私は立ち止まり
「綺麗。」と思わず声が出た。
「だよね。」と店員は笑いかけ、
「今日は天気がいいから、テラスもおすすめなんだけど、
少し風が出て来たから、みんな部屋に戻って来た。空いているところにどこでも、座って。」
と、アンティーク調のダークブラウンのテーブルを指さした。
店内は窓際に4人掛けのテーブルが6つ。
真ん中に大きなテーブルが置かれていて、10脚くらいの椅子が周りをかこんでいた。
ここはひとりでやって来た人や、グループのひとたちが使うところだろうか。
今は、だれもいない。
後はキッチンの前のカウンターテーブル。
テラスには海に向かって左奥のキッチンの前のガラス張りのドアから出入りするみたいだ。
大きなガラス窓に開け閉めする場所はないし…
私は真ん中の大きなテーブルに座ることにした。
なぜか店の左右にオープンタイプのキッチンがあって、左側のキッチンに、案内してくれた店員は入っていく。
入れ替わりに少しお腹が目立つ女性が氷水と一枚のメニューを持ってきてくれる。
「ここのお蕎麦は鴨のつけ蕎麦とざる蕎麦の2種類だけなんです。飲み物はアルコールは無くて、ジュースとお茶です。
まあ、あと30分位で2時になるから、食べ終わる頃にコーヒーが飲めると思います。」
と人懐っこい笑顔を見せてくれた。