恋人未満のルームメイト(大きな河の流れるまちで。リメイク版)
向日葵の咲く頃。
小児科病棟にのリーダーにも慣れてきた3週目の火曜日。
小児科師長から、緊張した声がかかる。
きっと、トラブルだ。
私は身構える。
「上川さん、クベース(保育器)温めながら、救急外来に行って。
リーダーは私がするから。」と言われる。
私は驚く。
この病棟にあるクベースは緊急用だ。
産婦人科の病棟のないこの病院では、
クベースを使用するような子供は入院して来ない。
ただ、4年目に入った小児科のナースは
2年間NICU(新生児特定集中治療室)のある病院に研修に行くことが出来る。
私は研修を終えていた。
急いで、クベースを温めながらエレベーターに向かう。
事情はあとからだ。
きっと、救急外来でお産があるのだ。
西島先生も走ってきた。
小児科師長から、緊張した声がかかる。
きっと、トラブルだ。
私は身構える。
「上川さん、クベース(保育器)温めながら、救急外来に行って。
リーダーは私がするから。」と言われる。
私は驚く。
この病棟にあるクベースは緊急用だ。
産婦人科の病棟のないこの病院では、
クベースを使用するような子供は入院して来ない。
ただ、4年目に入った小児科のナースは
2年間NICU(新生児特定集中治療室)のある病院に研修に行くことが出来る。
私は研修を終えていた。
急いで、クベースを温めながらエレベーターに向かう。
事情はあとからだ。
きっと、救急外来でお産があるのだ。
西島先生も走ってきた。