恋人未満のルームメイト(大きな河の流れるまちで。リメイク版)
「ナナコー、朝めし出来たよ。」とリュウが呼んでいる。
朝食を食べながら今日の予定を話す。
区役所で婚姻届を出してから、病院で院長に挨拶に行き、その後、私の実家に寄る予定で、盛りだくさんだ。
とりあえず、実家に電話して、
リュウを連れて行くって話さなければ。
食後のコーヒーを飲み終わって、それぞれの実家に連絡を取る。
私の家は5人家族で、兄が2人と、来年で銀行員を退職する父と専業主婦の母がいる。
上の兄はリュウと同じ37歳で、東京に住んでいて、証券会社に勤めている。
3歳年下の妻と、2人の子供がいる。
下の兄は33歳で実家の側で一人暮らしをしている。
高校生の数学の塾講師をしていて、
地域のサッカーチームのコーチもしている。
彼女はいる様子だが、お互い忙しいみたいで結婚の予定はなさそうだ。
電話をすると、母が電話に出た。
半年ぶりに実家に帰るので、
夕飯は一緒に食べるのか、とか、
泊まって行くのかとか次々質問してくる。
夕飯は食べるけど、泊まらないと言うと、
お父さんが楽しみにしてるのに、とブツブツ言う。
文句をひとしきり聞いてから、
会わせたい人がいると言ったら、
少し黙って、結婚するのかと聞いてくる。
えーと、もう、籍は入れるかもと言うと、
勝手な娘だとか、でも、良かったとか、
おこったり、泣いたり忙しい。
とりあえず、お兄ちゃん達も呼んでおくと言って、用意があるからと、勝手に電話を切った。
うーん、いつもながらに忙しい母だ。
兄達が両方来るとなると、リュウはお酒を結構飲まされそうだ。
帰って来れるかな。とチョット心配になるが、なるようにしかならない。と考えるのを止めた。
朝食を食べながら今日の予定を話す。
区役所で婚姻届を出してから、病院で院長に挨拶に行き、その後、私の実家に寄る予定で、盛りだくさんだ。
とりあえず、実家に電話して、
リュウを連れて行くって話さなければ。
食後のコーヒーを飲み終わって、それぞれの実家に連絡を取る。
私の家は5人家族で、兄が2人と、来年で銀行員を退職する父と専業主婦の母がいる。
上の兄はリュウと同じ37歳で、東京に住んでいて、証券会社に勤めている。
3歳年下の妻と、2人の子供がいる。
下の兄は33歳で実家の側で一人暮らしをしている。
高校生の数学の塾講師をしていて、
地域のサッカーチームのコーチもしている。
彼女はいる様子だが、お互い忙しいみたいで結婚の予定はなさそうだ。
電話をすると、母が電話に出た。
半年ぶりに実家に帰るので、
夕飯は一緒に食べるのか、とか、
泊まって行くのかとか次々質問してくる。
夕飯は食べるけど、泊まらないと言うと、
お父さんが楽しみにしてるのに、とブツブツ言う。
文句をひとしきり聞いてから、
会わせたい人がいると言ったら、
少し黙って、結婚するのかと聞いてくる。
えーと、もう、籍は入れるかもと言うと、
勝手な娘だとか、でも、良かったとか、
おこったり、泣いたり忙しい。
とりあえず、お兄ちゃん達も呼んでおくと言って、用意があるからと、勝手に電話を切った。
うーん、いつもながらに忙しい母だ。
兄達が両方来るとなると、リュウはお酒を結構飲まされそうだ。
帰って来れるかな。とチョット心配になるが、なるようにしかならない。と考えるのを止めた。