恋人未満のルームメイト(大きな河の流れるまちで。リメイク版)
リビングにあるソファーで、待つように言っても、
ウロウロと落ち着かないリュウ。
「俺も独りで、自炊長いし、ちゃんと手伝えるって」と、うるさいので、
野菜を任せたら、ちゃんと切れている。
「なーんだ、ホントにできるんだ。
じゃあ、私はカセットコンロとか、用意しておく。」と、手分けして夕食の 準備をした。
「料理ができるって、俺って結婚相手としてポイント高くない?」とリュウがはしゃぐので、
「ハイハイ」と適当に相槌をうちながら、
テキパキと、準備を進ていく。
冷蔵庫に入っていた、きんぴらと炒り豆腐をだし、
カブときゅうりをノンオイルドレッシングに漬けておいた浅漬けをそえる。
これでオーケーでしょ。
リュウに任せた鍋も湯気を立てていて美味しそうだ。
「いただきます。」と2人で手を合わせる。
私がビールをコップに注いでいると、
「これ、うめー!」と作り置きの料理を頬張っている。
「これって、みんな、ナナコが作ったの?」
とびっくりするくらい褒める。
ふーんと顔を見ていると、
「俺が、前に付き合ってきた女ってさ、
みんな、ニース風なんとか とか、舌を噛みそうな名前の、
フォークとナイフで食べるヤツ出してくれるんだよね」とボソボソ言う。
私は、
「いや、それってさ、
すごーく頑張って、作ってくれてるんじゃないの?」と女心を代弁してみる。
ウロウロと落ち着かないリュウ。
「俺も独りで、自炊長いし、ちゃんと手伝えるって」と、うるさいので、
野菜を任せたら、ちゃんと切れている。
「なーんだ、ホントにできるんだ。
じゃあ、私はカセットコンロとか、用意しておく。」と、手分けして夕食の 準備をした。
「料理ができるって、俺って結婚相手としてポイント高くない?」とリュウがはしゃぐので、
「ハイハイ」と適当に相槌をうちながら、
テキパキと、準備を進ていく。
冷蔵庫に入っていた、きんぴらと炒り豆腐をだし、
カブときゅうりをノンオイルドレッシングに漬けておいた浅漬けをそえる。
これでオーケーでしょ。
リュウに任せた鍋も湯気を立てていて美味しそうだ。
「いただきます。」と2人で手を合わせる。
私がビールをコップに注いでいると、
「これ、うめー!」と作り置きの料理を頬張っている。
「これって、みんな、ナナコが作ったの?」
とびっくりするくらい褒める。
ふーんと顔を見ていると、
「俺が、前に付き合ってきた女ってさ、
みんな、ニース風なんとか とか、舌を噛みそうな名前の、
フォークとナイフで食べるヤツ出してくれるんだよね」とボソボソ言う。
私は、
「いや、それってさ、
すごーく頑張って、作ってくれてるんじゃないの?」と女心を代弁してみる。