あの日失った想い
「わかった!やってみるわ」




「さんきゅ」



郁麻はそう言うと、同じ班の2人と同じように歩いていった。





はぁー。



ハルのこと引き受けたのはいいけど、どうしよう。



私なんかが出来るのかなー。













…ん?待てよー




あのことをハルに話したら……




それしかないね。それでいこう!





私は手のひらを合わせて空にお願いした。




神様、私の二度目の願いを聴いて。






『仁美とハルが幸せになりますように』

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