あの日失った想い

真実は悲しき涙

病院の受付でチェックをした。



そして、郁麻のいる病室に向かった。



彼は何度も繰り返している私を受け入れてくれるのだろうか。






いや、違う。受け入れさせなければならない。





ずっと、前に私と一緒にいたいと言ってくれたのだから。





私は彼が好き。大丈夫。その気持ちに嘘はない。





お母さん、仁美、ハル、花恋ちゃん。
見ていてね。




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