あの日失った想い
それからは、趣味の話や初恋とかの話で盛り上がった。楽しかった。
時はすぐに経ち、私たちの学校に帰る時間になった。
バスの中ではほとんどの人が眠っていた。
仁美も隣で規則正しい音を立てて目を目を閉じていた。
私も朝は眠かったが、今は考え事をしていたので、それどころではなかった。
みんな、それぞれ自分の得意なことがある。
仁美はサックス。郁麻とハルはバスケ。
……だけど、私は何も無いんだ。 じゃあ、私のしたいことって何?
分からない。
だけど、変われる気がする。
いや、気がするだけじゃダメなんだ。変わらなきゃ。
この日、私が少し成長できた初めての日。
自分の力で前へ踏み出した。
変わるんだ。何も無い自分から。
時はすぐに経ち、私たちの学校に帰る時間になった。
バスの中ではほとんどの人が眠っていた。
仁美も隣で規則正しい音を立てて目を目を閉じていた。
私も朝は眠かったが、今は考え事をしていたので、それどころではなかった。
みんな、それぞれ自分の得意なことがある。
仁美はサックス。郁麻とハルはバスケ。
……だけど、私は何も無いんだ。 じゃあ、私のしたいことって何?
分からない。
だけど、変われる気がする。
いや、気がするだけじゃダメなんだ。変わらなきゃ。
この日、私が少し成長できた初めての日。
自分の力で前へ踏み出した。
変わるんだ。何も無い自分から。