てるてる坊主にコロサレタ
そして4時限目が終わると同時に山崎先生は教室へと戻ってきた。
お昼休みだというのに、学校のどこからも笑い声やはしゃぐ声が聞こえてこない。まるで授業中のように静まっているということは、もしかして他のクラスもみんな教室で待機されられているのかもしれない。
「これからとても重大な事を話しますので、落ちついて聞いてください」
先生は大きく深呼吸をすると、教卓に両手をかけて話し始めた。
「すぐ側の工事現場で、我が校の女子生徒の遺体が見つかりました」
その言葉に、昼休みを邪魔された不満でしらけていた雰囲気の教室が一瞬で動揺に変わった。
そして一斉に窓の外に全員の視線が向かった。
工事現場では、さっきと同じようにいくつものパトランプがぐるぐると回転し続けている。
お昼休みだというのに、学校のどこからも笑い声やはしゃぐ声が聞こえてこない。まるで授業中のように静まっているということは、もしかして他のクラスもみんな教室で待機されられているのかもしれない。
「これからとても重大な事を話しますので、落ちついて聞いてください」
先生は大きく深呼吸をすると、教卓に両手をかけて話し始めた。
「すぐ側の工事現場で、我が校の女子生徒の遺体が見つかりました」
その言葉に、昼休みを邪魔された不満でしらけていた雰囲気の教室が一瞬で動揺に変わった。
そして一斉に窓の外に全員の視線が向かった。
工事現場では、さっきと同じようにいくつものパトランプがぐるぐると回転し続けている。