INFATUATOシンドローム
大翔「まぁ嘘だ。ただ寝てるだけだぞ」


だ、だよね!人を起こすだけで殺してしまいましたなんて殺人犯世の中にいないよ!そんな人類初は出して欲しくない!


璃夢「てか内臓破裂って…何したんですか?」


大翔「あっ?あぁ、俺の起こし方は腹に1発だからな。今日はイビキがうるさかったから鼻をつまんでからのサービス付きだ」


は、腹に1発!?だから大和さんはお腹を抱えて出てきたのか………。しかも鼻をつまんでからって…全然サービスじゃない…。


大和「はぁ…美味しかった!ごちそうさまでした!」


大翔さんと会話をしていると大和さんの声が聞こえてきた。

え、もう食べ終わったの?!やっぱり男の人って食べるの早いんだね


大和「でも何か足りないな〜デザートは?」


そして食欲旺盛。

デザートって、急に言われても…


大翔「大和、我が儘言い過ぎだ」


大和「だって璃夢ちゃんの作る料理が美味しいんだもん。大翔も食べてみ?俺の気持ち、分かるから」


大翔「お前の気持ちなんて分かりたくもないが……食べてみたいな」


食べてみたいんだ。


璃夢「スープ残ってますけど食べますか?」


大翔「あぁ、よろしk 「はい!俺お代わり!」
俺に被せんじゃねぇよ」


お代わりするならデザートは要らないかな?さすがにそんなに入らないよね…。


大和「ねぇ!デザートはなに?」


あ、いるんですね。入るんですね。うーん……じゃあお母さんが昔作ってくれたアレでいいかな?

アレこそ口に合うか分かんないけど…。デザートって言っていいのかも謎だけど…お菓子もデザートだよね?


璃夢「5分くらいで出来るので待っててください」


大和「短っ!そんな短時間で出来るデザートなんてあるの!?」


璃夢「はい、さっき冷蔵庫見たら材料もあったので」


そう言って大和さんと大翔さんの分のスープをカップに入れて渡してからお菓子を作り始めた


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璃夢「出来ました!キャラメルラスクです!」

大和「すごい!ホントにすぐ出来た!」
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