INFATUATOシンドローム
大和「いってぇ!!!!なにすんだよ!」


大翔「なに女子高生に告白してんだ!年の差考えろ!?」


大和「オススメしてきたの大翔だろ!?」


大翔「そういう意味で言ったんじゃねーよ!ロリコンか!」


大和「だって理想的じゃん?料理もできてお金目当てじゃなく俺に優しくしてくれる。もう理想通り!」


大翔「だからって璃夢は青春真っ盛りの時期なんだよ!邪魔すんじゃねぇって」


青春……。青春って言ったら恋愛かな?恋愛……ん?男子校で恋愛


璃夢「でも、男子校で青春したらアッチになりません?」


大和・大翔「「アッチ?」」


璃夢「男同士の恋愛…えっと…なんて言うんだっけ……」


興味無いから覚えてないや。まぁいっか。


大翔「確かに…でもまぁこの男子校には男が好きなやつもいるしな。おまえが恋愛できないこともない」


男の子同士でも付き合えるってこと?でもそれって、男に間違われながら付き合うってことだよね…?女の子ってバレた時怖そう…


大和「やっぱり青春は難しいよ。俺にしておきなよ〜!」


璃夢「まぁ恋愛なんて別にいいです」


大和「えぇ!女子高生とし有るまじき発言!」


璃夢「だってココには格闘技をやるために来ましたからね!まぁいちいち喧嘩ふっかけられて買うのは面倒臭いですけど…。それに…受け身とかできない人に大怪我させそうで怖いし」


格闘技の心得がある人はきっとこんなヤンキー校には入らないだろうし…。それに、入学式の時みたいにタチの悪いヤンキーもいるし。


大和「璃夢ちゃんはホントに優し〜ね!!」


大翔「怪我なんてさせときゃ良いんだよ」


璃夢「えっ?入院費とか治療費とか請求されませんか?」

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