INFATUATOシンドローム

た、食べ…たい……だけど……えぇ、でもこんなチャンス……いやぁ……


璃夢「で、でも…それは大和さんの分だし…」


大和「じゃあ璃夢ちゃんのおかずと交換は？」


璃夢「交換はダメです！ウチの残りものを食べてお腹でも壊したら…」


責任なんてとれないよ！


大和「でも昨日はくれたよね？」


璃夢「昨日のお弁当には残りもの入れてなかったですから」


大和「えぇ〜じゃあ交換なしでイイから食べなよ？」


璃夢「それは…悪いですし……」


翼「イイじゃん？貰っておけよ」


や、八重樫くん！？

まさかなところからお導きがでた。


翼「断るのは逆に失礼だし？」


た、確かに！


璃夢「じゃ、じゃあ……ひと口だけ…」


大和「うんうん！はいっあ〜ん」


璃夢「じ、自分で食べれます！」


大和「だってこうしないと遠慮して少ししか食べないじゃん」


あ、当たり前じゃないですか。1センチ、ううん1ミリ食べられるだけ有難いんだからね、高いお肉は！


大和「ほらほら〜早く食べないと璃夢ちゃんの弁当食べちゃうよ〜？」


そ、それはかなり困る！


璃夢「じゃ、じゃあ…いただきます…」


大和「はいっ！」


パクッ