INFATUATOシンドローム
ガチャ

大人しくついて行った先は屋上。まぁ屋上なら人もそうそう来ないし話すにはうってつけ?


翼「すぅ…はぁ……」


それにしても何言われるんだろう?そうかんがえていると八重樫くんは深呼吸(?)をし、いきなり振り返り……

ガバッ

璃夢「え、えぇ!?」


頭を勢いよく下げてきた


璃夢「や、八重樫くん!?」


な、なんで!?

いきなりの八重樫くんの行動に私の頭は理解が追いつかず、手を意味もなくさ迷わせてしまう。


翼「お前のこと疑って悪かった!それと、殴りかかって悪かった!」


えぇ、疑った?殴りかかった?そ、そんな事あったっけ??

うーん……


璃夢「あっ、もしかして昨日のタイマン勝負のことですか?」


でも、なんで八重樫くんが謝ってるのかな?


翼「何かスゲェ今更だけど、俺って毎日魁にタイマン申し込んでたけど迷惑だったよな?

でもそん時は早く1年のトップになって日比谷を潰したかったんだ」


そっか、そうだった。八重樫くんは日比谷先輩をトップから降ろしたかったんだ。まぁ、ちょっと逃げるの大変だったけどね?


翼「でも、アイツに左右された時点で俺の負けだ…俺はアイツに…日比谷恭に負けたんだ…」


八重樫くんの負け?


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