INFATUATOシンドローム

まさか自分にこんな才能があったとは思いもしなかった。今度お母さんとも一緒に来てみようかな?


翼「どうする?他の台もやるか?」


璃夢「ううん。これだけで荷物いっぱいだし辞めておく」


本当に大きいからこれ以上増えても帰る時大変だから、今日はおしまいにする!ほら、荘司さんもよく勝ち逃げが一番いいって言ってるし!


翼「そっか。お前がいいならいいんだ!てか、お前ん家は門限とかないのか?」


璃夢「うん!門限はないよ!翼は…一人暮らしだよね?」


途中まで口にして、翼は一人暮らしをしていて私と同じで学費免除を狙っているということを思い出した。


翼「一人暮らしなんだけど…そこの大家さん、スゲーキャラ濃くてさ夜が遅くなるたびに
『女の子と遊んできたの?ねぇどうなの?言いなさい!吐きなさい!遊んできたというならその子を私に会わせなさい!』って言うんだよな」


璃夢「へぇ〜翼のこと大好きなんだね」


そうじゃないと家族じゃないのに心配なんてしないよ?


翼「何故か気に入られてんだよな〜。それにたまにご飯も差し入れしてくれるし」


へえ〜優しい人だなぁ〜。どんな人なんだろう?会ってみたいなぁ
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