INFATUATOシンドローム



璃夢「ちょっと!嫌がってるじゃん!」


そう言って女の子の手を掴んでる男の手を掴んだ


ナンパヤンキー2「あ゙ぁ?誰だテメ……って!この前の!」


ナンパヤンキー1「うわぁ!ホントじゃん!なになに?前は逃げたくせに今度はヒーロー?」


ナンパヤンキー2「違うでしょ。今度はちゃんと女の子宣言しに来たんでしょ?なんなら一緒に遊ぶ?」


わぁ、わぁ、めんどくさい!なんで私のこと覚えてんの!?いや、私も覚えてたからお互い様ではあるけども!


璃夢「だから何度も言ったじゃん?僕は男だって」


女の子「えぇ!?男の子だったの!?」


璃夢「えぇ?!どっからどう見ても男だよね!?男にしか見えないよね!?」


ナンパヤンキー1・2「「どっからどう見てもお前は女だろ!」」


ハモって言うこと!?……そんなに男らしくないかなぁ私……。

《雪に言われたことを気にしている》


璃夢「もうなんでもいいけど、この子は用事あるんだって、やめてあげてよ」


ナンパヤンキー1「でも俺ら暇だし〜」


知らないよ!そんなこと!自分らが暇だからって相手も暇とは限らないじゃん!自己中心的すぎるよ!?


ナンパヤンキー2「あ、じゃあその子の代わりに君が遊んでくれるならいいよ?」


何故かニヤニヤしながらそう行ってくるヤンキー。

えっ?遊ぶだけでいいの?


璃夢「遊ぶだけなら別にいいよ?」


女の子「えぇ!?」


そう思って遊ぼうと決めると、何故か女の子が驚いたような声を上げる。

なんで君がビックリしてるの?
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