INFATUATOシンドローム



ナンパヤンキー1「えっ?なに?ホントに君が遊んでくれるの?」


璃夢「まぁ、買い物も終わったし」


今日は冷凍食品とか買わなかったから、ちょっとだけなら遊んであげれるかな?


璃夢「お金の負担は君たちね?それなら、遊んであげる」


もしお金がかかるような所で遊ぶのならね?私は別に公園とかでもいいんだけど。


ナンパヤンキー1「そりゃ、俺たちが出すに決まってんじゃん?でも、楽しませてくれなかったら払ってくれよ?」


璃夢「えっ?それなら、遊びたくないな…」


だって、この人たちが楽しめそうな遊びなんて思いつかないよ?私ができる遊びなんて、最近ハマったクレーンゲームくらいだし…


女の子「ね、ねぇ君!な、何言ってるか分かってるの!?」


私の腕を思ったよりも強い力で引っ張ってくる女の子。その顔は少し怒っているようだった。

な、なんで私怒られてるの!?


璃夢「遊べばいいんですよね?」


何を言ってるか分かってるのかと聞かれたので、そのままを伝えると…


女の子「君、バカなの!?」


璃夢「バカって!?」


初対面の子にバカ呼ばわりされた。


ナンパヤンキー1「じゃあ路地裏にしようぜ?
金もかかんねぇし」


お金がかからなくて路地裏でやること?それでもつてヤンキーがよく遊んでること……


璃夢「あぁ!わかった!そういう事ね!オッケー!早く行こ!」


なんだなんだ!やりたかっただけなんだね!


女の子「ちょ、ちょっと!?」


璃夢「すぐ終わるから大丈夫だよ!君は用事あるんでしょ?早く行きなよ」


女の子「で、でも」


璃夢「なに?バカの言うことは信じられないって?」


女の子「ね、根に持つんだ…」


当たり前だよ!初対面でバカ呼ばわりされたの初めてだもん…イヤ…初めてでは無いね

翼にも初対面でバカ呼ばわりされたね


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