INFATUATOシンドローム

璃夢「はい!あ、魁様って辞めません?」


なんか呼ばれ慣れないからムズムズしちゃって…。


漣「では、璃夢様で」


様付けは変わらないんだ!でも、苗字に様よりは大分いい…?


漣「遅くなるとご家族の方も心配するでしょう。行きましょうか」


璃夢「はい。時雨、日向くん!今日は楽しかったです!もし良かったら、また遊んでください」


時雨「うんうん!暇な時は電話するからね!
あっ、今度は家で遊ぼう!」


雪「来なくてもいい。あと、俺にタイマン申し込みに来るのもやめろ」


璃夢「お家には上がれませんが日向くんのところへ行くのは辞めません!」


雪「…チッ……頑固もの」


そう言って舌打ちをすると家の中に入っていってしまった。

あちゃぁ…また怒らせてしまった…。


時雨「あんなこと言ってるけど、雪も相当楽しかったみたいだから」


そう小さな声で教えてくれた

えっ?そうなの?でも兄弟の時雨が言うんだから本当?


時雨「じゃあまたね!」


璃夢「あ、うん!またね!」


そして、その後の車内では漣さんの日向くんと時雨への溺愛節が止まらなかったと言う。

ごちそうさまでした……。
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