INFATUATOシンドローム
電話?「あれ?日向の姿が見えないけど?」


璃夢「日向くんですか?日向くんはある事情によって来れないんです」


1?「へぇー、女より大事な事情ね?」


あっ、新しい人だ。

よくよく見てみると、倉庫の中にはヤンキーがたくさんいた。

なんでこんなにたくさんいるんだ?


2?「尻尾巻いて逃げたんじゃね?」


3?「えっ?待って待って?君、女の子だよね?」


馬鹿?「ホントだ。なんで【僕】なんて言ってんの?」


璃夢「えっ?何言っちゃってるんですか?どこからどう見ても男の子でしょ」


倉庫全員「「「どっからどう見ても女だろ!」」」


息ピッタリすぎじゃない!?というか!男の子の制服着てるんだから男の子にしか見えないでしょ!?
《 残念ながら髪が長いため女の子にしか見えない 》


?「あぁあああ!!お前は!!」


そう誰かが叫んだ。声がした方を見ると…


璃夢「あぁああぁああ!ニューヨーク!」


時雨をナンパしてたニューヨークがいた。そのニューヨークの傍にはうちの学校、京極の生徒もいた。


NY1「テメェ、この前は俺たちにあんなことしやがって!」


NY2「俺らがお前に負けたから京極に乗り込めなくなったんだぞ!?」


璃夢「えっ!?そうだったの?それは良かった!」


そういえばいちばん最初に会った時、乗り込むとかなんとか言ってたね。いや〜いい仕事した!


NY1「ざけてんじゃねぇぞ!?」


私は乗り込まれなくて嬉しいけど、ニューヨークたちは怒っているみたい。

何に対して怒ってるんだろう?私に負けたことに対して?


璃夢「でも、僕に負けるってことは僕より弱いからでしょ?文句言わないでよ」
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