INFATUATOシンドローム
NY2「んだと!!?!?」


電話?「はいはい、ここは俺らの倉庫だよ。煩くしないで。しっかし、ほんと危機感ないねー。おーい、あの子連れてきてー」


危機感ないって言葉、今日だけでいっぱい聞いた気がするな。

電話さんの言葉にヤンキーたちが奥の方から誰かを連れてきた。


時雨「えっ!?璃夢っ!?」


璃夢「あっ!時雨!」


縄で縛られているようではあるが怪我はしてないみたいだ。

よかった!殴られたりとかはしてないみたい!


璃夢「時雨〜!!」


私は時雨の方へ走り出した。

感動の再開だ〜!!


馬鹿?「えっ?マジで?お前この状況で普通ここに来ようとする?」


えっ?この状況でって?


翼「あぁぁぁぁあああああああ!!!」


ビクッ
璃夢「っ!」


いつの間にか倉庫に入ってきていた翼が急に大声を上げ、倉庫に声が響いた


璃夢「な、なに!?どうしたの翼!?」


翼「思い出した!ココ、朱雀(すざく)の倉庫だ!」


スザク?何それ?カボスの仲間?


翼「族だよ!族!」


族?……族ってまさか……


璃夢「暴走族!!!?!??」


電話?「えっ?知らないできたの?」


馬鹿?「ギャーハッハッ!知らねぇで来たのかよ!まじ馬鹿だな!バーカ!」


ほんとにあの人ムカつくよね!自分が馬鹿だからバカしか言えないんだよ!


璃夢「てか、そんなことより時雨返してよ!」

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