INFATUATOシンドローム
翼「にしても、お前何も知らないんだな」
璃夢「は、はい……この学校については何も調べずに入学したので…」
普通ならどの学科があってとか、どの部活があってとか調べて入るんだろうけどそんな時間もなかったし、調べるための機器も持ってないからね
翼「マジかよ?良く入ろうと思ったな…。だからそんな人畜無害そうな見た目してんだな…」
じんちくむがい?難しい言葉使いますね?とりあえずヤンキーっぽくないってことでいいかな?
翼「お前すぐ目つけられそうだし、とりあえず俺が面倒見てやるよ」
目をつけられる。多分それは朝みたいにヤンキーさんに絡まれるということだろう。
女の子ってバレないためにもあまり目立ちたくないし、一緒にいてくれるって言うなら安心だ!なんて面倒見のいい人なんだろう!神様か!
翼「そうだ、お前のクラスってどこだ?」
璃夢「僕は確か葵(あおい)組です!」
翼「俺は紫苑(しおん)組。多分教室隣だし、後で遊びに行くな?」
璃夢「はい!」
遊びに来てくれるってことはこれからも仲良くしてくれるってことかな?
嬉しいなぁ!!最後の友達記憶にないけど、久しぶりにお友達できるかも!
翼「そういやお前、名前なんていうんだ?」
・・・げっ!な、名前?