INFATUATOシンドローム
時雨『というわけで私と雪の共通の友達の璃夢に電話してるわけなんだよ!』


璃夢「そうだったんだ!勉強会か〜。初めてやるな〜」


誘ってもらえてすっごい嬉しい!


時雨『勉強会初めてなの!?そんな人、世界に雪しかいないと思ってた!』


え、雪くんも初めてなの?すごい、仲間だ!


雪『オイいちいち余計なこと言うな!で、来るのか来ないのかどっちだ。早く決めろ』


嬉しくなっていると雪くんの声が聞こえた。

あ、もだえ終わったのかな?大丈夫かな?ていうか早く決めないと雪くんに電話切られちゃうかも!


璃夢「是非参加したいです!」


雪『……俺の家でやるから迎えに行ってやる。』


璃夢「えっ?大丈夫だよ?歩いて雪くんの家まで行けるし」


距離はあるけど走ればいい運動になるし、気分転換にもなるし!


時雨『今の時代危ないからね!それに、ウチの周りうろちょろしてるクソどもも居たりするから送迎させて?』


今度は時雨の声が電話口から聞こえそんなことを言われた。

クソどもって誰のことか分からないけど…それで何かあれば余計な迷惑かけちゃうし、それなら迎えに来てもらった方がいいのかな?


時雨『じゃあ1時間後でいいかな?漣が迎えに行くからね!』


返事を迷っていると、もう迎えに来ることが確定してしまったようだ。


璃夢「あ、じゃあお言葉に甘えます。よろしくお願いします」


時雨『うん!じゃあ後でね!』


璃夢「うん、またね!」

ガチャ

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