INFATUATOシンドローム

そして私は電話を切った。

勉強会か〜。勉強するのは嫌だけどみんなで一緒に勉強するとか楽しみだな〜

何かお菓子とか持っていったほうがいいのかな?


璃夢「って!服どうしよう!」


そしていちばん重要なことをここで思い出した。

私、ジャージか女の子の服しか持ってないんだけど!?友達に会うのにこのままジャージはいくらなんでもダメだよね?

確かそうお母さんが言ってた!というかそうしてた!


璃夢「なんにも考えてなかった〜!!!」


ホントにどうしよう!?


ピンポーン

頭を抱えていると家のチャイムが鳴った。

もう誰!?今忙しいんだけど!


ガチャ

璃夢「はい!」


荘司「よぉ!璃夢!」


璃夢「しょ、荘司さん!?」


勢いよく扉を開けた先にいたのは荘司さんだった。やばいかも。


荘司「あ、お前モニター確認してねぇだろ?見てから出ろっていつも言ってんだろ〜?」


そう言って私のほっぺを引っ張った


璃夢「いひゃい!いひゃい!」


忘れてたの!今それどころじゃなかったの!許して〜!


荘司「何のためにモニター付きのインターホンに変えたと思ってんだよ」


そして私のほっぺから手を離してくれたので、私は家の中に入ってもらった。

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