INFATUATOシンドローム
翼・昴・由宇「「「ッんなわけねぇだろ!?」」」
ですよねー!ツッコミされると思ってました!何言ってんの私!ハムが苗字で太郎が名前かな!?はっはー!
理緒「ハム太郎か〜ハムスターちゃんにぴったりの名前だね!でもどっちかと言うとリボンちゃんの方が似合うな〜」
翼・昴・由宇「「「信じるんじゃねぇよ!」」」
え、胡桃先輩って天然?こんな嘘信じるとか人が良すぎるよ!いつか詐欺にあっちゃうよ…?
昴「テメェおちょくってんのか!?」
璃夢「ぐへっ!」
ついに怒りが頂点に達したのか、怒鳴りながら私の胸ぐらを掴んできたヤンキー先輩。
後ろからはまだ胡桃先輩に抱きつかれたままなので首がしまって苦しい…っ
翼「ちょっ!コイツ苦しんでる!」
昴「あ゙ぁ?」
璃夢「ギ、ギブッギブッ!ギブアーップっ!!」
昴「あっ、悪ぃ」
気づいてくれた八重樫くんの声と、私の叫びにより大人しく手を離してくれた。
は、はぁ…助かった……死ぬかと思った…
昴「つーか理緒が離せよ。脅せねぇじゃんか」
脅す!?何されるの!?拷問とかされちゃうの!?こっわ!
理緒「コラコラ!ハムスターちゃんが怯えてるでしょ!怖がらせたらダメ!」
今度は後ろからではなく、私を守るようにして横から抱きしめてくれる胡桃先輩がヤンキー先輩にそう言ってくれた。
やっぱり胡桃先輩は天使だ〜。
理緒「もぉ……。……それで?」
そっと私を離しながら問いかけてきた
あ、あれ?これは、天使のスマイル?ってことは…もしかして…
理緒「君の名前は?」
やっぱり!【天使のスマイルの後は悪魔の一言】だ!そこまでして知りたいですか!?
リボンちゃんでもマフラーちゃんでもいいから!