INFATUATOシンドローム
翼「おう!雪も絶対気に入る!璃夢は下手くそだけどな!」


璃夢「う、うるさい!僕だって通い詰めればきっと上手くなるかもしれない!…多分」


翼「不確定要素満載な言葉しか並んでねぇじゃんかよ!」


そう言って翼は笑った

きっと努力すれば上手くなるもん!ただ、ゲームセンターのある方向に行くことがないから練習する時間が足りないだけだもん!


キーンコーンカーンコーン


そんな会話をしていると、昼休みの終わりを告げるチャイムが鳴った。

え、もう終わっちゃったの?やっぱり二人といると時間の流れが早いんだよね〜。


璃夢「げっ!ヤバイッ!」


雪「なんだいきなり」


璃夢「数学のプリント運ぶの手伝えって言われてたんだった!」


翼「お前、是枝のパシリみたいだな」


雪「あぁ。1年の暫定トップとしては如何なものかと…」


璃夢「なんでそこで丁寧な言葉遣いをしたのかな!?雪くん!?」
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